カイロプラクティックの歴史 イネイトインテリジェンスとは
カイロプラクティック というものは、1895年に米国人のD.D.パーマー(ダニエル・デビッド・パーマー)によって始められた手技療法です
名前のルーツは、ギリシャ語では「カイロ」とは「手」、「プラクティック」とは「技術」に等しい造語です
日本国内には、大正5年に川口三郎によって伝えられたとなっています
川口三郎は、パーマーが創設したパーマー.オブ.カイロプラクティックスクールの卒業生と言う事です
バイタルリアクトセラピーは、同じくパーマー.オブ.カイロプラクティックスクールの卒業生のドクター・ウォルター・ピアーズが開発した、カイロプラクティックから発展させた全く新しい治療法です
なぜイネイト.インテリジェンス(先天的知能)と言う難解な言葉が誕生?
パーマーが使用人リラードの背中の膨らみを治した時、17年間リラードの耳が聞こえなかったのが聞こえるようになりました
この件をキッカケに脊柱と体の因果関係を研究しましたが、医師でも無いパーマーの主張は当時の医師や政治家から猛反発され投獄もされたようです
特に、同時期にアメリカに存在した、独自の手技療法の主催者である医師からの法的告発から逃れる必要がありました
日本の医師法違反と似た様なものと思いますが、背骨を矯正して身体を治すと言うと再び投獄されるので苦肉の策として言った言葉がイネイト・インテリジェンス(先天的知能)では無いでしょうか?
法的告発から逃れる為に、治療では無く脊椎の分析と矯正を行ってイネイト・インテリジェンス(先天的知能)が正常に働くようにするだけと言う事ですが、本当は”背骨を矯正すると身体に効果が有ります”と言いたかったと思います
その後ダニエル・デビッド・パーマーが亡くなったので、この言葉はカイロプラクティックを行なう者には絶対的な言葉として残ります
他の有名カイロプラクターも生前に唱えた主張は、後に続く者が永遠に同じ主張を唱えたまま変更される事は殆ど無いと思います
私自身は多くの人と考えが異なり、誰々が言っていたとか、どの本に書いていたかよりも、自分自身で確かめた事が1番だと思っていますので、先人の主張に疑問がある時は自分で研究して、自分で治療法を考えています