膝がロッキングした時に行ってはいけない事
半月板損傷や離断性骨軟骨炎を生じると膝が伸び無い状況になるロッキングと呼ばれる状態が起きる事があります
私は2016年3月座っていた椅子の足が曲がって尻もちをついた事をキッカケに、左膝内側のロッキングが発生し膝が伸ばせない・体重を掛けると激痛が生じる様になりました
尻もちと言っても低い椅子の足が曲がってチョコンと尻もちをついたのみでお尻は全然痛くない程度の衝撃です
膝を直に打っても捻ってもいないので、前職の競輪選手時代に膝を使い過ぎていたのが元々の原因と思います
1ヶ月程度して膝が伸びてきてもう問題ないかな?と思うと又ロッキングを生じさせ、回復してきて膝が伸びてくると又ロッキングを招くのがずっと続きます
どうしたら早く良くなるのか自分で色々な方法を試みると、ロッキングを起こした時の対処で後の痛み方や回復年月が違ってくるのが分かりました
ロッキングを起こして膝が伸びなくなった時に一番行ってはいけないのは膝関節に何かが挟まった状態の時に膝を伸ばそうとする行為です
一番良いのはロッキングしたと思ったと同時に、それ以上膝を伸ばさずに、すぐに膝を深く曲げて安静を保つ事です
即座に膝を深く曲げておくとロッキングが解除される事が多いですし、解除しない時にも後の回復が良いです
膝を深く曲げて安静にしてもロッキングが解除されない場合は、自転車に乗って膝が伸び切ら無い状況でしばらく漕いでいると、ロッキングが解除されている時も有ります
足が床に着かない高い椅子に座り、膝を90度位に曲げたまま左右に足をブラブラと揺らすのも効果的です
その後ロッキングが解除しない時であっても絶対に無理に伸ばそうとしない方が後々の回復が良いです
多くの場合は無理に膝を伸ばそうとしなくても段々と伸びてくると思います
理論的に考えても軟骨等が挟まりロッキングを起こしている最中に膝を伸ばすと言うのはよけいに挟まった物が食い込むだけになります
膝を深く曲げると挟まった所の間隔が拡大されるので、挟まっている物も移動できる様になります
上手くいけば挟まってロッキングを生じさせていた物が外れると思います
生まれて初めてロッキングを起こした場合は判明し辛いと思いますが、膝が伸びなくなった時は動揺せず冷静になって今以上膝を伸ばさずに、即座に膝を深く曲げて静かにしてみて下さい
※現在の経過は、痛みはかなり減少しロッキングを起こしても数分〜数十分で外れる状況だったのですが、2016年11月24日に座ったのをキッカケにロッキングが生じ、2016年12月2日にロッキングが外れる迄8日間掛かりました
しかし、その後3週間程ロッキングが起こっていません
痛みは順調に少なくなり、ロッキングが起きて9ヶ月後の12月にはロッキングを起こす前と大差ない程度の痛みになってきました
人によって経過が違うと思いますが、私の場合は手術しなくともロッキングが殆ど起こらないように変化し、痛みも以前のレベルになったので手術しなくて良かったと思っています
ロッキングが起こり困惑してる時は、ずっとロッキング状態が続くような気がしますが、早急に治す必要が無い場合は少しの期間様子を見る選択でも悪くはないと思います
更新情報
12月29日座った際にロッキングが起きました
体重を掛けて歩く時にごく僅か痛みました
2日後ロッキングが外れました
平成29年
1月21日 骨盤矯正を行っている最中にロッキングが起き、1時間後に外れました
治療中でほとんど歩いていないのもありますが、体重を掛けて立った場合も殆ど痛みはありませんでした
以前だと床の物を跨ぐ時に膝が引っかかりロッキングしそうな感触が度々有りましたが、平成29年になりそのような感触も無くなってきました
起床直後に歩く場合に限り、かなり痛みがあったのも近頃では無くなりロッキングが起こる前とほとんど変わりません
3月16日 平成29年2月以降は引っかかりロッキングしそうな感触も全く起きていません
膝の痛みも昔と全く変わらないと思います
11月26日 近頃では横断歩道で信号が変わりそうなシーンでは小走りが出来るようになってきています
以前は両足が同時に地面から離れる事は考えられませんでした
僅かづつですが、順調に回復していますので、どこまで治るのか楽しみです
※新たにロッキングが起これば更新して行きます